賃貸併用住宅の収益を上げる方法は、賃貸住宅からの家賃収入ですが、
それ以外にも収益性を上げながらライフスタイルを実現するアイデアを紹介します。
自分の理想のライフスタイルと照らし合わせながら、検討してみてはいかがでしょうか。
シェアハウスにする
賃貸部をシェアハウスとして運用するというアイデアです。
交流を求めたり、イベントを企画したりするのが好きな人に良いと思います!
シェアハウスは普通に賃貸に出すより収益性は高いです。その分、管理や清掃などの費用が高くなるのですが、自宅のすぐ隣ですので管理や清掃を自分ですれば、手元に残る利益も増えます。
なにより、交流の促進や入居者向けのサービスによりシャアハウスの価値が高まるのですが、それらをすること自体が自分のライフスタイルに合致するのであれば、楽しんで手を掛けられるので、業者さんに委託しているシェアハウスより絶対に良いものになります。
自分の趣向と合致するコンセプトをつけるのも面白いですね。
実際に、「入居者の半数を外国人とするなどした国際交流」「漫画家の卵を対象にしたもの」「フリーランスを対象にしたもの」といったシェアハウスができています。
私もシェアハウス運営はしたいと思っているのですが、このアイデアを知らずに賃貸併用住宅を作ってしまったのです💦
メリット
・通常の賃貸より収益が増える
・交流好き、企画好きの人はライフスタイルの充実につながる
・自宅の隣で運営するので自主管理しやすい(経費が抑えられる)
・収益性がより高いシェアハウスにできる。
留意点
・シェアハウス運営が嫌になった時にはファミリー向けの賃貸住宅にしかできない。(単身向けに比べて収益性が落ちる)
宿泊施設にする(民泊、簡易宿泊所等)
賃貸部を民泊などの宿泊施設として運用するというアイデアです。
立地にもよりますが、かなり収益性が高いです。
国際交流をしたい方は、今はコロナの影響でなかなかむつかしいですが、海外の方をターゲットすれば良いのです。
食事の提供や、周りの観光地の案内など追加など、アイデア次第でいろいろできますし、交流の幅、深さも調整できますね。
通常は清掃や理念交換、チェックインなどの経費・手間が掛かるのですが、こちらも自分でできますしね。
メリット
・通常の賃貸より収益が増える
・国際交流を図りたい方、宿泊者への企画などしたい方は、ライフスタイルの充実につながる
・自宅の隣で運営するので自主管理しやすい(経費が抑えられる)
・収益性がより高い宿泊施設にできる。
・通常の賃貸住宅にもどすのも容易(家具・家電付きの物件にもできる)
留意点
・民泊の場合は申請、簡易宿泊業等は許可を取る必要がある。また、それらに適合した消防設備等をつける必要がある。
レンタルスペースにする
賃貸部を貸会議室、パーティースペース、レンタルサロン等レンタルスペースとして運用するというアイデアです。
立地や競合の有無にもかなり左右されますが、やり方によっては普通の賃貸住宅より高い収益が期待できます。
レンタルスペースをしている方は、普通に家賃を払って借りたうえで稼いでおられます。
その際、経費で一番大きいのが家賃ですので、それが不要になるというのも大きいです。パーティースペースだと清掃費もそこそこかかりますが、自分でやればよいですからね。
メリット
・通常の賃貸より収益が増える
・サイドビジネスをやりたい方、スペースの利用者をサポートしたいというよう方のライフスタイルの充実につながる
・自宅の隣で運営するので自主管理しやすい(経費が抑えられる)
・きめ細かい対応ができるので収益性がより高いレンタルスペースにできる。
・通常の賃貸住宅にもどすのも容易
・宿泊施設のような許認可も不要
これら3つは、経費の高さが事業上のネックなのですが、自分でやりやすい環境にあるので低減できますし、いろいろな工夫・気の利いたサービス・アイデアなどで優位性が高まる事業ですので、自宅の隣でできるというのはすごい好条件となります。
ホストファミリーをする
自宅の一角にゲスト受け入れのための部屋を確保するというアイデアです。
我が家でやっています!
「海外の方と深く交流したい、子供の視野を広げたい、海外や英語への興味を持たせたい、日本の良さを海外からのゲストに伝えたい」
というような思いがあって、(賃貸併用住宅作る前のマンションに住んでいる時から)何人ものゲストの受け入れをしてきました。
受け入れ自体楽しくて、また、子供も期待通り海外への興味をもって留学するまでになりました。
手段としては、日本語学校などの紹介や、ホストファミリー募集サイトへの登録、民泊としてAirbnbへ登録、Homiiへ登録などになります。
謝礼(民泊であれば宿泊費)もいただけますし、収益UPにもつながりますね。
メリット
・深い国際交流ができる。子供への教育にもなる。などライフスタイルの実現につながる。
・謝礼をいただけるなど、収益面も効果あり。
・自分のやりたい期間だけ受け入れられる。
留意点
・相性が合わない、カルチャーの違いが大きすぎてストレスになる可能性も
(そうは言っても、対応方法はいろいろあります)
ホストファミリーの取り組みの詳細はこちら
おうちサロン、教室、作業場などのスペースをつくる
自宅の一角で自分(や家族)が開くサロンや教室、また作業場などとして使えるように自宅を作っておくというアイデアです。
家賃がかからないので個人事業としてやりやすいですね。
我が家は、妻がいずれ自宅でスイーツ教室をしたい、と考えてますので、それを踏まえたLDKの作りにしました。
メリット
・自分のやりたい事業・ビジネスを家賃不要の状況で始められる
・水光熱費の一部や事業の家賃相当など経費化も図れる
まとめ
賃貸併用住宅という、「自宅以外に収益を上げる建物がある」、また、「建売ではなく、一から建物を作る」からこそ、実現できる取り組みであり、確保できる空間・スペースですね。
せっかく建てる自宅ですので、ライフスタイルの充実・実現につながるように作りたいものです。
ライフスタイルの充実と収益性を確保した自宅はこちら↓